東邦銀行は、同行の次期勘定系システムとして富士通のアウトソーシングサービス「PROBANK」を更改すると発表した。2011年9月の稼働を目指す。
東邦銀行は3月5日、同行が既に運用している勘定系システム「PROBANK」について、2011年9月の稼働を目指し更改すると発表した。
PROBANKは富士通による共同利用型の勘定系システムであり、東邦銀行が“ユーザー第1号”となっていた。これまで6年にわたり安定運用されており、「コンビニATMの24時間365日稼働、ネットバンキングの機能拡張、クレジットカード発行、ATM営業時間の拡大、給与振込・年金振込・住宅ローンを契約している顧客へのATM手数料無料化といったサービス拡充を支えてきたという。
東邦銀行では、次期更改システムでさらなる安定稼働と処理性能の向上を図るとともに、消費電力の1割削減を目指すとしている。
なお富士通によると、PROBANKは東邦銀行を含む計4行に採用されているという。
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