Twitterのビジネス活用について、さまざまな方法が試されている。注目したいのは、谷川耕一氏「むささびの視線」の町の理髪店にTwitterでお客さんを呼べるのかだ。果たして、この理髪店の挑戦は成功するだろうか。
Twitterをビジネスで活用するからには、ある程度の影響力を期待する。一般の商店なら立地場所周辺というように範囲は狭くてもいいのかもしれないが、日本全国あるいは世界にプロモーションをしたい場合は別だ。自社のTwitter影響力を知りたいがはっきりしないという時に注目なのが、今泉大輔氏「シリアルイノベーション」のTwitter上の影響力を数値化するKlout Scoreの全容を解明してみたで紹介されたサービスだ。やはり数値化されると分かりやすい。今泉大輔氏はさらに、Twitter影響力指数Klout Scoreの先にあるものというエントリーも書いている。Twitterマーケティングを行おうとしている人や企業の参考になるだろう。
ここで、Twitterなどのソーシャルメディアのビジネス活用に関して書かれたほかのエントリーも紹介しよう。
ブロガー | ブログ | ソーシャルメディアのビジネス活用例 |
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岡村直人氏 | 「プロジェクトマネジメント10.0」 | Salesforceに学ぶ、Twitterを企業に導入する際の仕組み作り |
斉藤徹氏 | 「in the looop」 | 【第一回】 企業ツイッター,国内外の活用事例を総まとめ |
広屋修一氏 | 「広屋修一の「Webマーケティングの進化は続く」」 | 複数のソーシャルメディア間の通知/投稿設定を調整してくれるサービスが欲しい |
屋代和将氏 | 「オープンな日々」 | Ustreamでサポートはいかが |
ビジネス活用の側面が話題になってはいるが、やはり気軽にツイートできるツールとして活用している一般ユーザーが今日のTwitter隆盛の根底を支えていることは間違いないだろう。そういう意味で、大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」のTwitterの即時性とブロガーの関係性を春の白菜で再確認は、なかなか興味深かった。
大木豊成氏がTwitterで何を呟くとフォロワーが増えるか、知りたい?で紹介したサービスもまた、興味深い。どのツイートでフォロワーが増えたり減ったりするのかが分かるもので、筆者も試しに自分のアカウントを見たところ、意外なツイートで増減しているのが分かった。ビジネス活用しているTwitterアカウントで試してみると、今後の方向性が見えてくるかもしれない。
永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」は、自著の全文PDFの無償公開を行い、それをTwitterで告知したらどうなるかという検証を行っている。
経過 | 自著全文無償公開の経過 |
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500ダウンロード | 『戦略プロフェッショナルの心得』全文PDF無償公開、一日でダウンロード500件突破 |
読破報告到着 | 『戦略プロフェッショナルの心得』PDF版、読破報告第一号 from Twitter |
1000ダウンロード | 『戦略プロフェッショナルの心得』PDF版、ダウンロード1,000件突破。そして、改めて考えたこと #sw2p |
結果は永井孝尚氏のエントリーを読んでいただきたい。また、これを受けて書かれた方波見豊氏「破壊的イノベーションでキャズム越え」の『戦略プロフェッショナルの心得』PDF版、通勤の合間に半分読みました。『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』の売れ行きもUPするのでは?も合わせて読んでほしい。これから本格化すると言われる電子出版とリアル出版の行方を占うものになるかもしれない。
林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」の今週の電子書籍ニュース(2010.3.15〜3.20)でも多くのニュースが紹介されているように、電子書籍に関する話題が旬である。政府と電子書籍と出版を取り巻く環境についてにもあるように、政府も動き始めている。中でも、発売が近付いているiPadが注目されているのは間違いなく、iPad用のKindleアプリが発表されたことで、iPadを電子書籍端末として見る向きからその動向がさらに注目されるようになった。
ブロガー | ブログ | Kindle for iPadの衝撃 |
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大木豊成氏 | 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 | iPadは多面的に比較し、自分のワーク&ライフスタイルで購入すべき |
斉藤徹氏 | 「in the looop」 | iPad向けKindleアプリ正式発表。iBookStoreと比較すると? |
松尾公也氏 | 「CloseBox and OpenPod」 | Kindle for iPadの画面が公開、詳細も明らかに |
斉藤徹氏も書いているように、iPad用の電子書籍アプリは他社からもリリースされる。電子書籍端末としての側面が高まるかどうかは、日本語対応がどうなるかによるだろうか。
そのiPadの登場が近付いてきた。松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」のiPadをお迎えする準備:家庭&会社編にあるような準備をしている人もいることだろう。
既存メディアの電子化として話題になったのが、日本経済新聞の電子版。玉川岳郎氏「ニュータイプになろう!」は日経電子版、いよいよスタートで早速取り上げ、さらに夕刊を早く読めることに対し、夕刊が3:30に読めるのは「買い」じゃないか?と判断している。
しかしこの電子版は、必ずしもすべてが見られるものではないことも判明している。佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」の日経電子版、連載小説は読めないにあるように、連載小説は読めないという。これを楽しみにしている読者は、いまのところ紙の新聞を手にするしかないようだ。
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