マカフィー、不正サイトへの接続防止を強化したMac向け製品を発売

マカフィーは、Mac専用の個人向けセキュリティ対策製品を発売した。

» 2010年07月22日 15時02分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 マカフィーは7月22日、Mac専用の個人向けセキュリティ対策製品「マカフィー インターネットセキュリティMac版」のダウンロード販売を開始した。価格は1PC当たり7500円(1年契約)で、対応OSのバージョンはMac OS X 10.5以降。

 新製品は、不正サイトにユーザーが誘導されるのを防ぐ「McAfee SiteAdvisor」機能、「ツーウェイファイアウォールプロテクション」機能、マルウェア対策機能を備える。

 McAfee SiteAdvisorは、ユーザーがアクセスしようとするWebサイトの安全性について、同社が収集した情報や検索エンジンの評価などを参考に判断する。不正サイトである場合はアクセスを遮断し、個人情報やクレジットカード番号、オンラインバンキングなどの重要情報が盗まれたり、ユーザーのマシンがマルウェアに感染したりするのを防ぐ。

 ツーウェイファイアウォールプロテクションは、ユーザーと外部システム間の双方向の通信内容を監視し、不正なデータがマシンに侵入したり、マシンから外部に重要なデータが流出するのをブロックする。

 同社を含めた複数のセキュリティ企業各社が、「近年はマルウェアに加えてフィッシング詐欺でユーザー情報を盗み出そうとする攻撃が多発しており、Mac利用者にもセキュリティリスクが高まっている」と指摘している。

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