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» 2010年12月10日 16時50分 公開

オルタナブログ通信:元年とは言うけれど――電子書籍がもうからない6つの理由 (3/4)

[森川拓男,ITmedia]

「ファンページ」の「ファン」の意味

 私がFacebookファンページのコンサルをまかせられたなら、ファンページの定量面に着目するのでは無く、定性面で判断すべきだとアドバイスする。

 あなたのFacebookのファンページのファンは、あなたのファンですか? それとも単なる数値ですか?:ASSIOMA


 冒頭で取り上げたようなワームが登場するということは、Facebookが広がってきたことの証明だろう。日本国内でもさまざまな企業などが「ファンページ」を作っているようだ。しかし、ここで考えてみたいことがある。大元隆志氏「ASSIOMA」のあなたのFacebookのファンページのファンは、あなたのファンですか? それとも単なる数値ですか? である。

 「ファン」とは何なのだろうか。それが企業ならば、文字通り「ファン」と見るべきなのだろうが、問題はその「ファン」の意味合いである。大元氏は問う――「あなたが欲しいものは『ファン』ですか? それとも単なる『数値』ですか?」と。

 もし、企業のマーケティング担当でFacebookのファンページを作ったり、Twitterのフォロワーを増やそうと躍起になっているのならば、いま一度考えてみよう。本当に欲しいものは何かと。

電子書籍がもうからない6つの理由

 書店で別冊宝島「電子書籍の正体 出版界に黒船は本当にやってきたのか?」 を見つけたので、早速購入して読んでみました。

 「電子書籍が儲からない6つの理由」:永井孝尚のMM21


 2010年は「電子書籍元年」とも言われたが、年末になっても世間一般ではその雰囲気はあまり見かけない。書店に行くと店頭には電子書籍関連の書籍コーナーができているが、さほど盛り上がっている気配はない。

 永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の「電子書籍が儲からない6つの理由」は、その現状の一端を見るに興味深いエントリーだった。ここで紹介されたムック本は、出版社側の立場に立ったものだろうが、興味深いものには違いない。

 同時に気になったのは、わずか2年前発売の本が、絶版になり、プレミアム本に。そこで考えた、商業出版と個人出版の可能性と限界。書籍は著者1人で作るものではないため、簡単には復刊できない。電子書籍のこれからを考えるに当たって、考えさせられるエントリーだ。

 電子書籍に関しては、実際にビジネスとして展開しようというオルタナブロガーもいて、積極的なリサーチや勉強会などが行われている。「PRラボ 第5回勉強会」の模様がレポートされているので、興味がある方は目を通してもらいたい。何らかのヒントが得られるかもしれない。

ブロガー ブログ 電子書籍の勉強会に出席したよ
谷川耕一氏 むささびの視線 電子書籍のメリット、デメリット
鈴木恭平氏 風雲異聞録 レポート: 「電子書籍を知り、語ろう」 PRラボ 第5回勉強会

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