日本IBMは、日本における研究開発・製造拠点を神奈川県の大和事業所から東京都江東区の豊洲事業所に移転する。
日本IBMは4月26日、東京都江東区に研究開発・製造の主要拠点となる「IBM東京ラボラトリー」を7月1日付で開設すると発表した。大和事業所にある現在の拠点を豊洲事業所に移転する形となる。
大和事業所の拠点は1985年に開設され、国内における同社のソフトウェア/ハードウェア開発、ビジネスサービスソリューション、サプライチェーンなどの産学官連携を含めた研究拠点となっていた。新設するIBM東京ラボラトリーでは、これまでの取り組みを強化し、再利用可能なプラットフォームの研究開発、業界に特化したソリューション開発を推進するという。また、ビジネスを創出する場として顧客向けの施設も豊洲事業所内に開設する。
今回の移設に伴って、大和事業所に勤務する研究開発製造部門以外の同社社員やグループ会社の社員は2012年6月末までに大和事業所から移転する。
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