Microsoftが、クラウドサービス「Azure」をiPhoneやiPadから利用するアプリを開発するための「Windows Azure Toolkit for iOS」を公開した。
米Microsoftは5月9日(現地時間)、「Windows Azure Toolkit for iOS」をリリースしたと発表した。米AppleのiPhoneやiPadなどのiOS搭載端末からAzureのサービスを利用するアプリを開発するためのツールキットだ。
同社は3月にWindows Phone 7版のツールキットをリリースしており、こちらは同日バージョンアップした。Android版のツールキットも今夏に公開する計画という。
iPhone版ツールキットは、Objective-Cのライブラリとソースコード、iOSアプリのサンプル、ドキュメントで構成されており、githubで公開されている。
Microsoftによると、クーポン共同購入サイトの米Grouponが既にこれらのツールキットを使っており、Azureを利用したリアルタイム通知サービスなどのサービスを同社のモバイルアプリに追加する計画という。
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