中堅企業向けメインフレームの最新版 NEC

NECの基幹業務サーバ、ACOSシリーズ「i-PX7300」の最新版が発売となった。消費電力を45%低減したという。

» 2011年05月24日 14時47分 公開
[伏見学,ITmedia]

 NECは5月24日、中堅企業向け基幹業務サーバ(メインフレーム)であるACOSシリーズ「i-PX7300」の最新版「パラレルACOS i-PX7300W」を発売した。6月30日から出荷を開始する。従来製品と比べて電力消費を半分近くに抑えたという。

 新製品は、インテルのCPU「インテル Xeon プロセッサー」を搭載することで、従来と比べて処理性能を1.2倍に高めたほか、消費電力を45%低減した。

 加えて、遠隔地へのバックアップデータを圧縮、暗号化するソフトウェア「ACOS-2 OLF/AD-BK強化版」や、ストレージ製品「N3756-4501高機能Storage装置」および「N3625-111集合型LTOテープ装置」を新たに提供する。

 月額使用料金は、i-PX7300W モデル50Wが20万円、モデル100Wが26万円、モデル200Wが45万円、300Wが71万円、400Wが131万円、500Wが220万円。N3756-4501は26万1000円、N3625-111が7万4000円。ACOS-2 OLF/AD-BK強化版は8000円から(すべて税抜き)。

 i-PX7300Wについて、同社は今後2年間で150台の販売を目指す。

i-PX7300W i-PX7300W

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