Apple、動画編集ソフト「Final Cut Pro X」をMac App Storeで発売

2年ぶりのアップデートとなる「Final Cut Pro X」は64ビット版で、バックグラウンドレンダリングなど多数の新機能が搭載された。

» 2011年06月22日 08時29分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleは6月21日(現地時間)、プロ向けの動画編集ソフト「Final Cut Pro X」をオンラインストア「Mac App Store」で発売したと発表した。価格は299.99ドル。日本でもMac App Storeからダウンロード購入が可能だ。日本での価格は3万5000円。

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 2009年7月発売のバージョン7から約2年ぶりのアップデートとなる同アプリは、64ビット版で完全に基礎から再設計されている。マルチコアをサポートし、バックグラウンドレンダリング、AVCHDやH.264を含む多くのフォーマットや4k(4096×3072)の高精細動画のサポートなど、多数の新機能が追加された。

 また同日、Final Cut Pro Xをサポートする2つのアプリ、モーショングラフィックス作成ソフトの新版「Motion 5」と動画圧縮ツールの新版「Compressor 4」も発売になった。これらのソフトはそれぞれ49.99ドル(日本では5800円)で、Mac App Storeで販売している。

 なお、発表文には明記されていないが、「Final Cut Express」「Final Cut Server」「Final Cut Studio」は販売終了になるようだ。少なくともMac App Storeでは販売していない。

変更履歴:日本ではまだ発売されていないとしていましたが、App Storeからのダウンロード購入が可能になっていましたので訂正しました。[2011/6/21 10:00]
変更履歴:「Motion 5」と「Compressor 4」がFinal Cut Pro Xに含まれると誤認しておりました。お詫びして訂正いたします。[2011/6/21 15:00]

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