IPA、技術部門で新体制を発足

IPAは7月1日付で「技術本部」および「国際標準推進センター」を設置する。

» 2011年06月29日 17時30分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)は6月29日、「技術本部」および「国際標準推進センター」を設置する組織変更を7月1日に行うと発表した。

 「技術本部」は、現在のセキュリティセンターとソフトウェア・エンジアリング・センター、新設の国際標準推進センターの3部門からなり、既設のIT人材育成本部と合わせた2本部体制となる。なお、オープンソフトウェア・センターは、オープンソフトウェア利用促進事業が2010年度末で終了したことに伴い、同日付で廃止される。

 今回の組織変更は、セキュリティを含めた技術品質の向上が社会から強く要請されていることを受けての措置。従来は別組織で運営していたセキュリティセンターとソフトウェア・エンジアリング・センターの知見や機能、人材を一体化させて対応すべき課題が増えているという。また、国際標準推進センターでは日本の技術や手法の国際標準化を推進する役割を担う。

 技術本部の本部長には技術担当理事の仲田雄作氏が就任する。

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