セキュアスカイ・テクノロジー、Amazon EC2で使えるWAFサービスを開始

Webアプリケーションファイアウォールの機能をサービス提供する「Scutum」がAmazon EC2でも利用できるようになった。

» 2011年08月02日 12時52分 公開
[ITmedia]

 セキュアスカイ・テクノロジーは8月2日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス「Scutum」で、新たに米Amazon.comのパブリッククラウドサービス「Amazon EC2」に対応したサービスの提供を開始した。

 新サービスでは、Amazon EC2上にScutumを仮想サーバとして設定することで、他にAmazon EC2上で利用しているサーバなどのリソースをネットワーク外部の攻撃から保護できるようになる。従来は、Webサービスをクラウド化すると既設のファイアウォールやIDS/IPS、WAFなどのセキュリティ機器をそのままでは利用できなくなる課題があった。WAFの機能を仮想サーバで提供することで、ユーザーが必要なセキュリティ対策を短期間に構築できるという。

 Scutumはセキュアスカイ・テクノロジーが開発したもので、金融機関など約130サイトが利用しているほか、国内5社のセキュリティ企業がScutumを販売している。

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