Googleが検索結果向上のために取り組んでいるアルゴリズム変更の対象言語が英語以外にも拡大された。ただし、日本語、中国語、韓国語についてはまだテスト段階だ。
米Googleは8月12日(現地時間)、これまで英語のみを対象としていた検索結果向上目的のアルゴリズム変更(Googleは“Panda”アップデートと呼んでいる)の取り組みを、英語以外のほぼすべての言語に適用し始めたことを明らかにした。ただし、日本語、中国語、韓国語はまだテスト中で、今回の適用は見送ったという。
このアルゴリズム変更は、SEO目的で内容があまりない、いわゆる“コンテンツファーム”を検索結果の上位に表示させないようにするための取り組み。2月に実施した段階では、英語の検索クエリーの約12%に影響を及ぼしたが、今回の英語以外への適用で影響を受けるのは6〜9%になるとGoogleは予測している。
Googleフェローのアミット・シンハル氏は公式ブログで、Webマスターに対し、このアルゴリズム変更で影響を受けてしまった場合は5月に公式ブログで紹介した高品質なサイトのポイントを示すチェックリスト(リンク先は英語)を参照してコンテンツを改善するよう勧めている。
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