新上級副社長のキュー氏はApple勤続22年のベテランで、iTunes StoreやApp Storeの立ち上げで重要な役割を果たした。
米Appleの新CEO、ティム・クック氏が、インターネットサービス担当副社長のエディ・キュー氏をインターネットソフトウェア&サービス担当の上級副社長に昇格させた。複数の米メディアブログが、クックCEOから従業員に宛てたメールを紹介しており、Appleの公式サイトでは既にキュー氏の新しいプロフィール紹介ページが公開されている。
キュー氏は、オンラインコンテンツショップのiTunes Store、App Store、iBookstoreとクラウドサービスのiCloud、モバイル広告のiAdを統括し、クックCEOの直属となる。
同氏はAppleに22年務めるベテランで、1998年のオンラインショップ、2003年のiTunes Music Store、2008年のApp Storeの立ち上げで重要な役割を果たしたという。
iCloudはAppleが6月に発表したクラウドサービスで、この秋にスタートする見込み。音楽クラウドサービスの「iTunes Match」も含む。
iAdは2010年7月にスタートした広告ネットワークサービス。これまで2010年に買収した米Quattroの元CEOであるアンディ・ミラー氏が率いていたが、米メディアのAllThingsDによると、同氏はAppleを退社する。
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