AppleがMac OS X v10.6とOS X Lion v10.7のセキュリティアップデートを公開し、DigiNotar関連の証明書を失効させた。
米Appleは、Mac OS X v10.6とOS X Lion v10.7のセキュリティアップデートを9月9日付で公開し、オランダの認証局DigiNotarから不正なSSL証明書が発行されていた問題に対処した。
Appleによると、「セキュリティアップデート2011-005」はMac OS X v10.6.8とv10.7.1が対象。信頼できるルート証明書およびExtended Validation(EV)証明書発行機関のリストからDigiNotarを削除し、DigiNotar関連の認証局が発行した証明書の効力を失効させた。
この問題では既にGoogle ChromeとFirefoxの更新版が公開され、MicrosoftもWindowsの更新プログラムで対処している。
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