Googleが、ICS以降は1種類のモバイルOSでスマートフォンとタブレットの両方をサポートすることを改めて認めた。
米Googleは9月19日(現地時間)、Android 3.0(コードネーム:Honeycomb)搭載タブレット向けに作成したアプリをスマートフォンでも利用できるようにする方法を、開発者向け公式ブログで説明した。
この投稿で、同社のリードテクニカルライターのスコット・メイン氏は「間もなくリリースになる次期Android OSのIce Cream Sandwich(ICS、コードネーム)は大画面も小さな画面もサポートする。今後は1つのバージョンで、すべての画面サイズをサポートする」と説明し、ICS以降は1つのAndroid OSでスマートフォンとタブレットの両方をサポートする計画を確認した。
ICSの具体的なリリース予定は明示していないが、開発者に対し、現行のHoneycombアプリをスマートフォンにも対応するユニバーサルアプリに改定し、次期OSリリースに備えるよう勧めている。
ICS搭載端末第1号は、Googleブランド端末の3モデル目「Google Prime」になるとみられている。米ブログメディアのElectronistaは、Google Primeの発売が11月3日になると予測している。
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