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» 2011年11月05日 08時00分 公開

萩原栄幸が斬る! IT時事刻々:最近うわさのサイバー攻撃を斬る! (3/3)

[萩原栄幸,ITmedia]
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前回の補足です!

 前回記事の「フロッピーディスクの不思議」について、読者から意見をいただいた。筆者としては本当にありがたいと思っている。その中で補足が必要と感じた部分があったので、この場をお借りして説明したい。

「1DDは2DDでも読めるはずでは?」

 記事では、「もうこの1DDのFDを読める機器は、ワープロを含めてほとんど現存していないのではないだろうか。筆者もこのFDを使っていたワープロを10年以上前に廃棄している」とした。言葉足らずだったのだが、1DDは当時(25年ほど前)の専用ワープロでのみ使用できるよう専用のフォーマットがされていた。そして、そのメーカーはすぐに市場から撤退したこともあり、現状ではその当時の機器はほとんど残っていないだろうという意味であった。

「2HDと2DDには互換がないのでは?」

 記事では「規格もさまざまであったが、今では2HDが恐らく9割以上を占めるのではないだろうか。2HDは2DDと互換があるので、2DDも現役で使われている」とした。申し訳ないが、これについてどのような点を指摘されたいのか分かりづらい。

 ある人のメールには「2HDと2DDはディスクそのものの磁気特性に違いがあるため、別の種類を使うと、書き込みエラー、読み取りエラーを発生する可能性があるため、互換性は保証されていません」とあった。筆者はフロッピーディスクの専門家ではないので、もしかしたら指摘のような時期があったのかもしれない。しかし筆者は毎日のように2HD、2DDが混在していたフロッピーディスクを数年前まで実際に使用していた。FDDの箱にも「2モード対応(2HD/2DD)」と表記がされていたのである。

 なお、Wikipediaにも2HD、2DDは基本的に同じだという主旨の記載がある。筆者の手元にUSB接続のFDDが幾つかあるので、実際にPCにつなげて2HDと2DDに格納されているファイルをみた。今でも当時と同じように内容を読むことができた。Wordファイルを開くことも、内容変更や削除、新規作成も、全て2HDでも2DDでも行えた。筆者としては当然と考えていたのだが、以前にはそういう時期があったのかもしれないと考えている。

変更履歴……一部語句が誤っていましたので修正いたしました。

萩原栄幸

一般社団法人「情報セキュリティ相談センター」事務局長、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会技術顧問、ネット情報セキュリティ研究会相談役、CFE 公認不正検査士。旧通産省の情報処理技術者試験の最難関である「特種」に最年少(当時)で合格した実績も持つ。

情報セキュリティに関する講演や執筆を精力的にこなし、一般企業へも顧問やコンサルタント(システムエンジニアおよび情報セキュリティ一般など多岐に渡る実践的指導で有名)として活躍中。「個人情報はこうして盗まれる」(KK ベストセラーズ)や「デジタル・フォレンジック辞典」(日科技連出版)など著書多数。


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