マインドジェットは、図解表現技法に関するソフトウェア「MindManager 2012 Professional for Windows」の日本語版を発売する。
マインドジェットは11月16日、図解表現技法であるマインドマップを作成するソフトウェア「MindManager 2012 Professional for Windows」の日本語版を発表した。12月1日から販売を開始する。価格は、1ライセンス当たり4万5999円(税別)。
同製品は、企業でのプロジェクトやチームで行われるアイデア会議などを支援するもの。従来はホワイトボードなどに書き出していたマインドマップをMindManagerで作成することによって、参加者はデスクトップPCやWebブラウザ、タブレット端末で情報共有することが可能になる。現在までに200万ユーザー以上の導入実績を持ち、海外では独BMWや独SIEMENS、米Coca Colaなどの大手企業でも採用されている。日本では、東京エレクトロンや山武などが導入している。
新製品では、アイデアの創出を促進するブレーンストーミング機能を強化し、ファシリテーション効果を高めることが可能となったほか、SWOT分析やリスク分析をはじめとする4象限マトリクス分析のテンプレートを提供することで、ユーザーはチャート内にトピックを配置し、マッピングされたトピックの優先順位を決定、分類できるようになった。さらに、MindManagerで作成したデータはExcelなどのスプレッドシートにエクスポートすることが可能となった。
また、新規作成時にすぐ活用できるマインドマップのテンプレートを用意。プロジェクト管理や計画など6つのカテゴリーで37種類が標準テンプレートとして提供されるほか、「Map For That」などのコミュニティーで作成された19種類のテンプレートをオンラインから無料でダウンロードできる。
MindManagerは、デスクトップアプリケーションだけでなく、iPhoneおよびiPad対応のアプリケーションや、Webブラウザで実行可能なクラウドサービスでも利用できるため、「ユーザーはiPhoneで作成したアイデアデータをクラウドへ転送し、それをデスクトップPCに取り込み、さらなる改良を加えることができる」と、米Mindjetでアジア太平洋および日本のゼネラルマネジャーを務めるCameron Ackbury氏は力を込めた。
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