「自分が正しいと思うことをしなさい。彼(=ジョブズ氏)ならどうしただろう、と決して考えてはいけない」
佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のジョブズ役はジョージ・クルーニーかノア・ワイリー?によると、「伝記『スティーブ・ジョブズ』の映画化権をソニー・ピクチャーズが買ったという話(記事にはしてないけど)がありましたが、その主役としてジョージ・クルーニーとノア・ワイリーが候補に挙がっている」という。話題作をすぐに映画化するのがハリウッドらしいが、これはなかなか興味深い。しかも、「脚本はザッカーバーグを扱った映画『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが担当しそう」だというからなおさらだ。
キャスティング候補について佐藤氏は「ジョージ・クルーニーは濃すぎな気がしますが、強引っぽいところは適役かも」とし、さらに「ノア・ワイリーは1999年にテレビドラマでジョブズ役をやって、それがきっかけでニューヨークで開催されたMacworldでもジョブズ役でホンモノのジョブズと同じステージに立ったので、Apple公認って感じではありますが、ちょっと線が細い」と豆知識も披露。「しぐさのまねっこはとっても上手だった」というノア・ワイリーの方が可能性が高いだろうか。とにかく楽しみだ。
スティーブ・ジョブズの逸話について書かれたブログの中で今回特に気になったのが、高橋誠氏「点をつなぐ」のジョブズが後任のCEOに最後に贈った言葉だ。「次のジョブズを探せ」という新聞記事の最後で紹介されたジョブズが後任のCEOに贈った「彼(=ジョブズ氏)ならどうしただろう、と決して考えてはいけない」という言葉について、「尊敬する偉人や経営者だったらどうするだろうと考える」ことよりも、「自分の内なる声に耳を傾けて、自分の心と直感に従うことが、より重要だ」と解説した。
ジョブズは「あなたの心と直感はすでにあなたが真に何になりたいかを知っています。それ以外のことは重要ではありません」ともスピーチしている。ジョブズに憧れ、ジョブズになりたいと思っても、ジョブズのクローンになっては意味がないのだ。
Android版Googleマップに追加されたインドアマップは楽しいだけじゃなくて、簡単に迷子になれる人(=私)にとってはすごく便利なものになりそうです。
筆者はなかなかの方向音痴である。初めての場所へ出向くときは、PCのGoogleマップを印刷して持ち歩くこともある。だから、佐藤由紀子氏のGoogleのインドアマップ、デスクトップ版には不要?で紹介された「Android版Googleマップに追加されたインドアマップ」は、なかなか興味深い。
気になったのは「技術的にはデスクトップ版に今すぐにだって追加できそう」なのに、実装されていない点だ。「お店の近くに行ってから見る意味はほとんどないけど、予約するときにはあると便利なサービスは、無理にAndroidで見えるようにしていない」というので、「Googleさんとしては、『だってこういう機能はその場にいてこそ必要でしょ』という感じ」なのだろう。
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