富士通は、興行主が自社サイトで映画や音楽などのチケットを販売・管理できるようにするサービスをSaaSで提供。セブン-イレブン店頭でのチケット発券・代金収納にも対応。
富士通は1月10日、クラウド型のチケット販売管理サービス「票券管理SaaS」を発売した。興行主が映画、音楽、スポーツなどの各種チケットを自社サイト上で販売・管理できる仕組みを、SaaS型で提供する。申し込みから最短3日で導入でき、価格は個別見積もり。
興行主が同サービスを活用して自前でチケット販売を行うことで、委託販売でプレイガイドに支払う手数料が不要になり、収益の改善につながるとしている。また、購入者の会員情報や購買履歴データなどを一元的に管理・分析できるようになり、会員の趣味嗜好に合わせたダイレクトマーケティングにも活用できるとしている。
チケットはクレジットカード決済のほか、全国のセブン-イレブン店頭での発券と代金収納にも対応する。
昨年11月からNHK交響楽団が先行導入し、一部オンラインでのチケット販売を始めている。
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