3割以上がリアルタイムな情報活用に課題 SAPジャパン

SAPジャパンが企業の情報活用に関する調査結果を発表した。

» 2012年01月29日 09時00分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは1月27日、ビッグデータ時代における企業の情報活用についての調査結果を発表した。多くの企業では情報のリアルタイム活用が大きな課題になっていることが明らかになった。

 調査によると、情報活用に関する企業の課題として、「データを保存・管理するコストの増加」とする回答が41.1%となったほか、「分散したデータの統合/連携」(37.2%)、「リアルタイムな情報活用」(35.6%)などが挙げられた。

 情報活用に対するITソリューションのニーズについては、データウェアハウス(DWH)関連製品を導入する際に重視する点として「導入コスト」(72%)、「ユーザーが使いやすいこと」(58.1%)、「導入・設定や運用管理しやすいこと」(45.9%)、「処理性能/パフォーマンス」(43.5%)などが挙げられた。処理性能に関して、DWH関連製品を既に導入済みのユーザー全体の6割以上が重視していることが分かった。

 ビッグデータ時代の最新テクノロジーである「インメモリコンピューティング」については、認知度や関心度が6割を超えたという。

 同調査は、企業でのIT利用に関心の高いビジネスパーソン453人を対象に、2011年11月8日〜16日の期間で実施した。

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