日立製作所は、「HA8000-bd/BD10」の新モデルとしてインテル Xeonプロセッサを採用し、ストレージ容量を従来比で約2.3倍に増加させたブレードサーバを発売する。
日立製作所は2月6日、ブレードサーバのエントリーモデル「HA8000-bd/BD10」シリーズの新モデルとしてインテル Xeonプロセッサを採用した「HA8000-bd/BD10 X2モデル」を7日に発売すると発表した。併せて、同製品を活用したHadoopの導入・構築の支援サービスや、パートナープログラムも提供することも明らかにした。
新モデルは、従来のインテル Coreプロセッサに加えてインテル Xeonプロセッサ E3ファミリーにも対応したことで処理能力を向上。42Uラック1台に最大320台のサーバブレードを搭載でき、サーバブレード1台当たり約1キロという軽量設計を採用する。1ベースユニット当たりのストレージ容量も従来の約2.3倍となる45テラバイトに拡張可能。データセンター事業者やコンテンツ配信事業者など多数の物理サーバを集約して運用したいとする企業や、“ビッグデータ”と呼ばれる多種・大量のデータを処理するHadoop技術を活用したいという企業に最適な製品だという。
Hadoop関連の施策では「HA8000-bd」をシステム基盤とする「Hadoop導入・構築支援サービス」と、「HA8000-bd Hadoop Partnership プログラム」を開始する。
Hadoop導入・構築支援サービスではHadoop環境に必要なLinux OSやHadoop、Java SDKを標準設定でインストールする「インストールサービスfor Hadoop」と、各種パラメーターを設定する「プラットフォーム設定サービス for Hadoop」を提供。Hadoop導入にかかる期間を短縮するという。HA8000-bd Hadoop Partnership プログラムは、Hadoop環境で使用するミドルウェア、アプリケーション、ソリューションを提供する企業が対象。「HA8000-bd」と参加各社の製品をHadoop環境で組み合わせた際の動作検証や共同マーケティングなどを行う。
新モデルの価格と出荷開始時期は以下の通り。
製品・サービス名 | 形状 | 価格 | 出荷開始時期 |
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「HA8000-bd/BD10 X2モデル」サーバブレード | 2スロット、ブレード | 27万1950円から | 2月17日 |
「HA8000-bd/BD10 X2モデル」サーバブレード | 1スロット、ブレード | 12万9150円から | 2月17日 |
HA8000-bd用5Uベースユニット | ベースユニット(シャーシ) | 12万9150円から | 2月17日 |
インストールサービス for Hadoop | 個別見積り | 2月17日 | |
プラットフォーム設定サービス for Hadoop | 個別見積り | 2月17日 | |
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