日立、Core iシリーズ搭載のブレードサーバを発表――集積度は業界最高水準

日立はプロセッサにCore iシリーズを採用したエントリークラスのブレードサーバを発表。主にデータセンター/コンテンツ配信事業者に適するという。

» 2010年07月07日 13時07分 公開
[石森将文,ITmedia]

 日立製作所(以下、日立)は7月6日、ブレードサーバ「HA8000-bd/BD10(以下、BD10)」を発表。7月7日より販売を開始する。

 BD10はプロセッサに、XeonではなくインテルCore i5/i7を採用しており、エントリークラスに属する。しかしながら、42Uラック1台に最大320台まで集約できる高密度タイプ。ビジネスの伸張に応じ、スモールスタートで導入しつつ、おいおいサーバブレードを追加できる。ブレードサーバであることの特徴を生かし、並列処理による大量データの入出力や負荷分散に強みを持つ。「主にデータセンター/コンテンツ配信事業者向け」(日立)だという。

 BD10を格納するベースユニット(シャーシ)は、サーバブレードの稼働状況に応じ、電源の稼働台数や冷却ファンの回転数を制御する(そのため、スモールスタートで導入しても“燃費”が良いとされる)。またオプションで、稼働管理や障害検知を行うソフトウェア「Hitachi bd Link/SV」を提供する。

 ベースユニットは税込み34万9650円から、サーバブレードは税込み18万6900円から。Hitachi bd Link/SVは個別見積りとなる。BD10の仕様はこちら

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