Windows PCのソフトを身振りや音声で操作できるようにする「Kinect for Windows」が5月にアップデートされ、日本語に対応する他、座った状態での身振りをトラッキングする機能が追加される。
米Microsoftは3月26日(現地時間)、2月1日に発売した「Kinect for Windows」を5月末にバージョン1.5にアップデートすると発表した。
Kinect for Windowsは、同社のゲーム機Xbox 360向けモーションコントローラ「Kinect」をWindows PC向けに最適化した製品。搭載するカメラとマイクを通した身振りや音声で対応ソフトを操作できる。日本でも直販サイトなどから2万4800円で購入できる。
このアップデートで、音声認識機能が日本語、フランス語、スペイン語、イタリア語をサポートする。なお、Xbox版のKinectは既に日本語に対応している。
日本語対応のほか、開発者がアプリのデバッグの参考にするためにアプリを操作するユーザーを録画できるツール「Kinect Studio」が追加され、座ったままの操作を可能にする「10-joint」トラッキング機能を搭載する。
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