中小企業のサイバー攻撃対策サービス 大塚商会とトレンドマイクロ

不正プログラムの感染からサーバを保護するなどのASPサービスを中小企業向けに提供していく。

» 2012年04月09日 12時46分 公開
[ITmedia]

 大塚商会とトレンドマイクロは4月9日、中小企業のサイバー攻撃対策で協業すると発表した。来月からセキュリティ関連サービスなどを提供していく。

 標的型攻撃などサーバの脆弱性を悪用する攻撃や、不正プログラムの感染からサーバを保護するASPサービス『サーバプロテクションサービス』を5月22日から提供する。新サービスは、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティソフト「Trend Micro Deep Security」のエージェントを顧客のサーバに提供するとともに、管理サーバは大塚商会のデータセンターで運用管理するというもの。顧客は専用のハードウェアを用意する必要がなく、サーバへのエージェントインストールも大塚商会がリモートで行うことで、運用管理や初期投資を抑えることができるという。

 脆弱性対策の「仮想パッチモデル」、不正プログラム感染を防止する「ウイルス対策モデル」、2つのモデルをセットにした「フルモデル」を用意する。仮想パッチモデルは1サーバあたり年額8万400円(税別)、ウイルス対策モデルは同4万2960円、フルモデルは同12万3000円。

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