富士通、「アプリケーション資産お預かりサービス」を発表

既存の業務アプリケーション資産を保管し、ユーザーが事業活動に応じて最適な形で運用できるように支援するという。

» 2012年04月26日 13時57分 公開
[ITmedia]

 富士通は4月26日、「アプリケーション資産お預かりサービス」の提供を5月に開始すると発表した。企業が保有する業務システムをクラウド環境に移行するサービス「APMモダナイゼーションサービス for Cloud」の新メニューとなる。

 同サービスでは既存の業務アプリケーション資産を同社で保管する。アプリケーションを保守・管理するためのITILに基づいた作業プロセスやツールも提供。ユーザー企業の事業動向に応じて同社がアプリケーション資産を分析し、定期的にレポートする。レポートから短期、中長期な業務システムの改善計画の立案、業務アプリケーションの継続利用や再構築の必要性の判断などが可能という。またアプリケーションを最適な状態で維持するための保守基盤も提供する。

 富士通によれば、顧客企業から肥大化するアプリケーション資産の継続利用の有無や再構築のための判断材料、アプリケーション資産の保守性の向上、こうした作業に必要な手段の提供などが要望されていた。

 利用価格は月額12万5000円(税別)から。今年度中に20プロジェクトの受託を見込む。

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