特権ユーザーの管理機能が強化されている。
CA Technologiesは7月26日、サーバ向けアクセス管理ソフトウェア製品の最新版「CA ControlMinder r12.6 SP1」(「CA Access Control Premium Edition」から改称)を発売した。特権ユーザー管理のための機能を強化している。
新機能の1つ「シングル・セッション・エンフォースメント」では特権ユーザーのIDを貸し出すアカウントを、アクティブセッションが存在しないアカウントにのみ許可するようにする。一つのアカウントで同時ログインされるのを防止し、ID管理を厳格にできる。また管理するエンドポイントのパスワードを回復し、ロールバックできるようにした。
このほか、特権ユーザーのパスワード管理でサポートする製品にSybaseのデータベース、IBM AS/400、CISCOネットワークデバイス、IBM RACF、CA ACF2を追加。クロスドメイン上のグループやユーザーのサポートも強化した。
製品の参考価格は5ライセンスで240万円(税別)となる。
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