ソフォスがMDMをバージョンアップ、ユーザー向けにセルフサービス機能

Sophos Mobile Controlの最新版ではユーザーにルール違反などの理由を提示したり、自身で解決に当たれる機能などを提供する。

» 2012年08月14日 12時58分 公開
[ITmedia]

 ソフォスは8月14日、企業向けモバイル端末管理(MDM)製品の最新版となる「Sophos Mobile Control 2.5」を発表した。

 最新版では管理者向けインタフェースを強化、詳細なグラフィカルレポートを追加してモバイル端末のセキュリティ状態などを容易に把握できるようにしたという。また多くのデバイスに共通する設定の作業をワークフロー機能で効率的に行えるようにしたほか、Active Directoryとの連携で既存のグループに新しく登録されたデバイスを自動的に割り当て、関連するポリシーなどをデバイスに適用できるようにしている。

 ユーザーのモバイル端末で使用するエージェントアプリではSMSやメールを使わずに管理者が通知できるメッセージ機能を追加。またコンプライアンス状況や違反した理由をユーザーに通知し、ユーザーが自身のWeb管理ポータルから必要な操作をできるようにした。

 このほか、ユーザーが離職した時やセキュリティポリシーを順守していない場合に、管理者がリモートからデバイス上の企業データを消去できるようにした。深刻なインシデントの場合は、企業データの消去やデバイスデータの完全消去、ポリシー変更などのタスクを自動的に適用する機能も用意している。

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