ソフォス、MDMの最新版を発売 ユーザー自身がデバイスを管理可能に

ソフォスは、従業員自身がモバイルデバイスの管理を行えるMDM製品「Sophos Mobile Control 2.0」を発売した。

» 2011年12月20日 17時07分 公開
[本宮学,ITmedia]

 ソフォスは12月20日、モバイルデバイス管理製品(MDM)の最新版「Sophos Mobile Control 2.0」を発売した。iPhone/iPad、Android、Windows Phone、BlackBerryに対応する。

 新製品は、従業員自身がモバイルデバイスを管理できる仕組みを提供。管理者向けサイトのほかに従業員向けサイトが用意され、従業員は同サイトから、モバイル端末の登録や遠隔ロック、遠隔データ消去、デバイスの検索、パスワードのリセットなどができるようになっている。これにより、IT部門の管理負荷を軽減するとしている。

 企業単位で利用アプリケーションを管理できる「Enterprise App Store」機能も搭載した。管理者は同機能を使って、従業員のモバイルデバイスにダウンロードさせるアプリケーションを設定できる。これにより、App StoreやAndroidマーケットで公開しない専用アプリケーションを従業員だけに展開することが可能になるという。

 また、特定のアプリケーションの使用を禁止するといったポリシー管理も行える。管理者は事前にポリシーを設定しておけば、それに反したモバイルデバイスをWeb上のダッシュボードで確認したり、違反内容の詳細や問題を修正するために必要な措置を表示したりできるという。

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