「Androidの1日当たりアクティベートは130万台」──シュミット会長がMotorolaのイベントに登壇

Motorolaの新DROID RAZRの記者発表イベントに登場したGoogleのエリック・シュミット会長が、1日当たりのAndroidのアクティベーション数は130万台で、タブレットはそのうちのわずか7万台であることを明らかにした。

» 2012年09月06日 09時01分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleのエリック・シュミット会長は9月5日(現地時間)、傘下のMotorola Mobilityの新製品発表イベントに登壇し、Android端末の1日当たりのアクティベーション数が130万台だと語った。第2四半期の業績発表時点では1日当たり100万台だった。

 130万台のうち、タブレットはわずか7万台であることも明らかにした。同氏はタブレットでは後れを取っていることを認め、「急成長している」と語った。

 schumit Motorolaの記者発表イベントに登場したエリック・シュミット会長

 インストールベースで、世界で約4億8000万台のAndroid端末があるという。

 シュミット会長に続いて登壇したMotorolaのデニス・ウッドサイドCEOは、Motorolaの歴史を振り返り、Motorolaは今日のモバイル市場の基礎となる技術を開発したと強調した。「他社のまねをする企業文化はない」と、暗に米Appleと韓国Samsung Electronicsの特許戦争に触れた(MotorolaもAppleと係争中だ)。ウッドサイド氏は新DROID RAZRシリーズの紹介でも終始、デザインやスピードをiPhone 4Sと比較してみせた。

 woodside RAZR MAXXと同等のバッテリー持続時間をiPhone 4Sに求めるとこうなる、という強引な比較も

 Appleは9月12日に次期iPhoneを発表するとみられている。新iPhoneの機先を制そうと、MotorolaだけでなくフィンランドのNokiaも5日にWindows Phone 8搭載の新Lumiaを発表した

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