Microsoftの次期モバイルOS「Windows Phone 8」向けアプリのSDKのリリースが、Windows Phone 8のリリースと同時になる。
米Microsoftは9月5日(現地時間)、6月の「Windows Phone 8」発表時には“今夏に提供の予定”としていたアプリ開発者向けのSDKのリリースが、Windows Phone 8のリリースと同じ時期になると発表した。
同日、フィンランドのNokiaがMicrosoftとともにWindows Phone 8搭載のフラッグシップ端末「Lumia 920」を発表したが、Windows Phone 8のリリース日はまだ発表されていない。
それに先立って9月12日に、ほぼファイナル版のSDKをWindows Phone 8 SDK Preview Programに参加してアプリを制作する一部のパートナーおよび開発者に提供するという。ただし、このプログラムへの参加は限られたものになるとしている。詳細は9月12日に発表する。
Windows Phone 8ではWindows Phone 7.5向けアプリの稼働も保障されているが、Windows Phone 8向けの完全なSDKのリリースがWindows Phone 8のリリースと同時となると、リリース当日にアプリストア(Windows Phone Storeになる模様)に並ぶWindows Phone 8アプリは、一部のパートナーおおび開発者によるものだけになってしまいそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.