「Apple TV 5.1」では、任意のコード実行などに利用される恐れのある深刻な脆弱性が多数修正された。
米Appleは9月24日に公開したApple TVのソフトウェアアップデートで、深刻な脆弱性を多数修正した。
同社のセキュリティ情報によると、最新版の「Apple TV 5.1」では、計9項目の脆弱性に対処した。動画や画像ファイルの処理方法や、JavaScriptCoreのメモリ破損問題などに起因する脆弱性が多数あり、最も深刻なものでは、アプリケーションが突然終了したり、攻撃者に任意のコードを実行されたりする恐れがある。
また、Wi-Fiネットワークに接続した際に、iOSがDNAv4プロトコルを通じて過去にアクセスしたネットワークのMACアドレスを公開してしまう問題なども修正された。
Apple TV 5.1は第2世代以降のApple TVに対応している。
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