Appleが一審敗訴を不服として知財高裁に控訴し、Samsungとの国内訴訟は第2ラウンドに。
米Appleが韓国Samsung Electronicsと争っている特許訴訟で、Appleは10月15日、敗訴した一審・東京地裁判決を不服として知財高裁に控訴した。
Appleは、PCとメディアプレーヤーとの間でコンテンツを同期できる機能についての特許を侵害されたとして、日本でSamsungに1億円の損害賠償を求めて提訴。東京地裁判決はSamsungによるAppleの特許侵害を認めず、Appleの請求を棄却していた。
米国訴訟ではSamsungによるAppleの一部特許侵害を認め、Samsungに対しAppleに10億5000万ドルの支払いを命じる評決が出ているが、Samsungによる侵害が認められたのはスマートフォンの形状やタッチ操作技術に関連する特許6件。日本訴訟ではこれらとは異なる特許について争っている。
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