フローベースのネットワーク監視製品を発売 オリゾンシステムズ

オリゾンシステムズは、INVEA-TECH製のネットワークトラフィック監視製品「FlowMon」を発売した。

» 2012年10月16日 15時54分 公開
[ITmedia]

 オリゾンシステムズは10月16日、チェコのINVEA-TECHが開発したネットワークトラフィック監視製品「FlowMon」を発売した。ネットワーク全体を可視化するフローベースのソリューション製品となる。

 FlowMonは、ネットワーク機器からトラフィックデータを取得してNetFlow V5/V9やIPFIXなどのフローデータに変換するソフトウェア「FlowMonプローブ」とフローデータを蓄積するためのソフトウェア「FlowMonコレクター」、レポート機能などのオプションソフトウェアで構成される。FlowMonプローブやFlowMonコレクターはアプライアンスもしくはVMwareによる仮想サーバ上で動作できる。

 同社によれば、SNMPによる従来のネットワーク監視ではインタフェース単位でのトラフィックの総量しか監視できず、大規模化・複雑化する現在のネットワーク環境ではフローベースによる詳細な監視が重要という。これまでフローベースの監視機器は高価だったり、ネットワーク機器に負荷を与えたりするなどの課題があったが、新製品はスタンドアロンで動作するようにしたことで、既存の機器を変更することなく低コストで導入できるようにしたと説明する。

 FlowMonプローブとFlowMonコレクターは単体でも導入可能で、参考販売価格(税別)はFlowMonプローブが75万円から、FlowMonコレクターが120万円からとなる。

利用イメージ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ