IPA、内部不正防止のガイドラインを公開

ガイドラインでは30項目からなる具体的な対策を解説するほか、チェックシート、Q&Aなども用意している。

» 2013年03月25日 13時05分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)は3月25日、「組織における内部不正防止ガイドライン」を公開した。内部不正対策の整備や、発生した際の早期発見・拡大防止も視野に入れた構成になっている。

 ガイドラインでは内部不正防止の重要性や対策の体制、関連する法律などの概要を説明。また、基本方針や資産管理、技術的管理、証拠確保、コンプライアンス、職場環境、事後管理など10の観点に基づいて30項目の具体的な対策を紹介する。対策項目では「対策の指針」と、対策をとらなかった場合のリスク、具体的なポイントを箇条書きで記述している。

 また、17件の内部不正の事例や30項目で自組織の内部不正対策の状況を把握するチェックシート、対策のヒントのQ&Aなども付属している。

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