日本HP、モバイル対応を強化したアプリ機能テストツールをリリース

自動機能テストツールの新バージョンと実機テスト拡張ソリューションを発表した。

» 2013年03月26日 12時14分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは3月26日、自動機能テストツールの最新版「HP Unified Functional Testing(UFT) 11.5」と、モバイル実機テスト拡張ソリューション「HP UFT Mobile」を発売した。モバイル対応を強化している。

 UFT 11.5は、個別製品だったGUIアプリ向けツールと非GUIサービス向けのツールを統合し、1つのインタフェイスで操作できるようになった。また、イメージベースでオブジェクト認識を行う「インサイト」機能を搭載し、エミュレーションによるモバイルアプリの機能テストに対応。新たにWindows 8やInternet Explorer 10、Google Chrome(Replay only)もサポートする。

 HP UFT Mobileは、モバイルの実機を搭載したクラウドサービスを含むソリューション。ユーザー専用のクラウド環境UFT 11.5を利用できるほか、性能テストツールの「HP LoadRunner」などを使ってモバイル機器のテストが行え、多様な機器を対象にして現実に近いテストシナリオやスクリプトに基づいたテストの記録と反復実行が可能になるという。

 製品価格(税別)は、UFT 11.5のコンカレントライセンスが240万円、同シートライセンスが128万円、HP UFT Mobileが応相談となっている。

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