Android、iOS、モバイルWeb版のTwitterがそれぞれアップデートし、ツイートに表示されるリンクからアプリやアプリストアを直接開けるようになった。Android版ではタブの横スワイプ対応など、デザインも変更された。
米Twitterは4月2日(現地時間)、AndroidおよびiOS版公式アプリ、モバイルWeb(mobile.twitter.com)をそれぞれアップデートしたと発表した。昨年6月にスタートした「Twitter Cards」の新機能により、ツイートにサードパーティー製アプリのアプリストアへのリンクなどが表示されるようになった。
アプリメーカー側がTwitter Cardsの新機能、「mobile app deep-linking」に対応している場合、アプリを使って投稿されたツイートに、そのアプリやアプリストアへのリンクが表示される。
例えばfoursquareのチェックインのツイートには「Open in Foursquare app」というリンクが付き、タップするとfoursquareが開く。端末にfoursquareアプリがインストールされていなければ、アプリをインストールするよう促される。
アプリによっては、ツイートに使われているアプリをインストールしていない端末では「Get the 〜 app」というリンクが表示される。このリンクは、Android端末で表示していればGoogle Playに、iOS端末で表示していればApp Storeに接続する。
いずれにしても、サードパーティーにとって、新規ユーザー獲得の機会が増えることになる。
Twitter Cardsの新しい種類として、アプリストアへのリンク付き概要カード、商品ページへのリンク付き概要カード、写真アルバムへのリンク付きギャラリーカードが追加された。
Androidアプリでは、タブ間移動が左右スワイプに対応し、ツイートの表示で画面全体を使うようになり、ツールバーが変更されるなど、細かい変更が行われた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.