システムのバッチ処理を高速化するソリューション 日立製作所

日立製作所は、高集積のブレードサーバや運用管理製品などを組み合わせたソリューションを販売開始する。

» 2013年04月17日 15時29分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は4月17日、ITシステムのバッチ処理を高速化するソリューション「かんたんHadoopソリューション for バッチ処理(Asakusa Framework & JP1)」を発表した。4月18日から販売開始する。

エントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」 エントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」

 新ソリューションは、Hadoopに適した高集積ブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」に、Hadoopの商用ディストリビューション「「Cloudera Enterprise/CDH(Cloudera's Distribution including Apache Hadoop)」、Hadoopを活用したバッチ処理プログラムを効率的に開発するためのフレームワーク「Asakusa Framework」、統合システム運用管理製品「JP1」をプレインストールして提供するもの。本ソリューションで採用するソフトウェアは、すべて日立グループが有償のサポートサービスを提供し、導入から運用までをトータルで支援する。

 これにより、Hadoopに関する詳細な知識や技術のないユーザーでも、迅速かつ容易に、高速なバッチ処理が行えるシステムを構築でき、ITシステム運用の安定化、経営判断などに必要なデータの高い精度での利活用、業務プロセスの短縮化などが可能になるという。

 価格は、導入時のサーバ、ソフトウェアおよびサービスが677万2500円(税込)から。保守サービスは、年間543万1860円。

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