Microsoftが、オンラインメールサービス「Outlook.com」にタイル状に表示するインタラクティブなターゲティング広告「versaTiles」を日本でも提供すると発表した。
米Microsoftは4月24日(現地時間)、現在米国とブラジルで提供しているOutlook.com上の広告「versaTiles」を日本を含む複数国で利用できるようにしたと発表した。
versaTiles(「融通がきく」という意味の形容詞「versatile」とタイル状であることをかけたネーミングのようだ)は、Outlook.comのメール一覧ページの右横に表示されるタイル状のターゲティング広告。デモ動画を見ると、右端に並んだタイル状の広告はグレー地にロゴやテキストだけだが、興味を持ったユーザーがカーソルを合わせると画像が表示され、クリックするとさらに詳しい情報が左側にポップアップするようになっている。
クリックして表示されるのは、画像の他、動画や(製品の場合はその製品を販売している)オンラインショップへのリンクなどだ。
Microsoftは昨年7月、Webメールサービスとしての「Outlook.com」のプレビュー版を立ち上げ、今年2月に正式版とした。この段階で6000万人以上がOutlook.comを使っており、従来のHotmailユーザーも今夏までにすべてOutlook.comに移行する見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.