マカフィー、セキュリティ脅威をリアルタイムに可視化するSIEM製品を発売

企業の内外のさまざま情報を分析してサイバー攻撃の発生などを可視化する「McAfee Enterprise Security Manager」を発表した。

» 2013年05月29日 11時58分 公開
[ITmedia]

 マカフィーは5月29日、セキュリティ情報・イベント管理(SIEM)ソリューションの新製品となる「McAfee Enterprise Security Manager」を発表した。7月29日に発売する。

 新製品は、イベントやユーザーおよびシステム、データ、リスク、対策に関する情報を活用、分析することなどによって、セキュリティ脅威の状況をリアルタイムに可視化、把握するための基盤となる。例えば、組織内部でのシステムのログなど各種情報から相関関係を分析し、サイバー攻撃の状況や深刻度などを明らかにする。ユーザーは分析結果をもとに迅速な対応を取ったり、優先度に応じた適切な対応を行ったりできる。

 システムとしては、1日に数十億件規模で発生するイベント情報の処理や脅威、対策、ユーザーのID情報との関連付けによる分析などができる高い拡張性が特徴という。また、同社の脅威情報基盤「Global Threat Intelligence」やリスク対策・管理の「McAfee Risk Advisor」「McAfee Network Security Platform」「McAfee Vulnerability Manager」との統合も図っている。

 製品価格は539万9320円から。

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