Nokia、第2四半期のLumia出荷台数が過去最高の760万台に

Nokiaの4〜6月期の決算は売上高は24%減少したが、純損失は前年同期から大きく改善した。Windows Phone 8端末のLumiaシリーズが好調で、出荷台数が760万台と最高記録を更新した。

» 2013年07月19日 15時15分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 フィンランドNokiaは7月18日(現地時間)、2013年第2四半期(4〜6月期)の決算を発表した。売上高は24%減の56億9500万ユーロ、純損失は2億2700万ユーロ(1株当たり0.06ユーロ)だった。前年同期の純損失14億800万ユーロ(1株当たり0.38ユーロ)から大幅に改善した。

 米MicrosoftのWindows Phone 8搭載のスマートフォン「Lumia」シリーズが好調だった。同シリーズの出荷台数は前四半期より32%増加し、740万台で過去最高を更新した。米AppleのiPhone(1〜3月期の出荷台数は3743万台)には遠く及ばないが、カナダBlackBerryの3〜5月期のスマートフォン出荷台数の約680万台は超えた。

 同社のスティーブン・エロップCEOは発表文で、「第3四半期には、複数の新たなLumia製品がスマートデバイス部門の売り上げを押し上げるだろう」と語った。同社は高性能カメラを搭載するLumiaシリーズのハイエンド端末「Lumia 1020」を7月に米国で発売する計画だ。

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