Appleの開発者サイトが先週木曜日からダウン中だ。臨時ページの説明によると、侵入者が登録開発者の個人情報にアクセスしようとしたため、ダウンさせて現在システム全体を見直しているという。
米Appleは、同社の開発者サイトで7月18日(現地時間)、“侵入者”が登録開発者のデータにアクセスしようとしたため、サイトを直ちにダウンさせたと、開発者センターのWebページで明らかにした。Webサイトは本稿執筆現在もダウンしている。
登録されているクレジットカード番号などの慎重に扱うべき個人情報は暗号化されているためアクセスできないが、開発者の氏名、メールアドレスがアクセスされた可能性は否定できないという。
同社は現在、開発システム全体の見直し、サーバソフトウェアのアップデート、データベース全体の再構築に取り組んでいるという。
Appleは不便について謝罪しているが、Webサイト再開の予定は不明で、可能な限り早く再開するとしている。ダウンした当初、臨時ページには「このサイトは現在このサイトはメンテナンス中です。すぐに再開します」とのみ表示されていたが、その後ダウンの理由が表示されるようになった。
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