ワンビは企業向けに提供する遠隔データ消去製品を大幅刷新し、クラウドサービスとして提供する。
企業向け情報漏えい対策製品を手掛けるワンビは8月8日、PCなどの遠隔データ消去機能を強化したクラウドサービス「TRUST DELETE Biz」の提供を9月17日から開始すると発表した。
TRUST DELETEは、盗難や紛失に遭ったPCのデータを遠隔操作で消去したり、指定したデータを独自技術で見えない(不可視化)ようにしたりするほか、指定した時間内に管理サーバへのアクセスが無い場合にデータを自動消去する機能を搭載する。
新製品ではこれらの機能に加え、一定時間にインターネットアクセスが無い場合に、マウスやキーボード、ディスプレイでのタッチ操作などを無効にする機能も提供する。また、Windows 8やGPSを搭載するPCの位置捜索、インテル スマート・コネクト・テクノロジーを採用するUltrabookではPCがスリープ中でも遠隔操作でロックやデータ消去が可能になっている。
利用価格は10ライセンスの「スターターパック」の場合で年間4万9800円(税別)となっている。
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