Microsoft、学校向け「Surface RT」無償提供キャンペーンを米国でスタート

Microsoftが、米国の教育機関向けに生徒が安全にネット検索できる特別版Bingを提供するイニシアチブ「Bing for Schools」を立ち上げ、その一環として、Bing Rewardsの3万ポイントでSurface RTを1台提供するキャンペーンを開始した。

» 2013年08月22日 09時25分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは8月21日(現地時間)、児童や生徒に安全な検索環境を提供するための教育機関向けイニシアチブ「Bing for Schools」の正式立ち上げを発表した。

 Microsoftは、同イニシアチブに参加する教育機関に、特別版のBingを無償で提供する。このBingでは検索結果に広告が表示されず、成人向けコンテンツをブロックし、ユーザーのプライバシーを守る機能が備わっている。既にロサンゼルス統一学区をはじめとする幾つかのパートナーを通じ、80万人以上の生徒がこのBingを使っているという。

 bing

 Bing for Schoolsの正式版立ち上げにともない、教育機関が同社のBing利用報奨システム「Bing Rewards」のポイントでMicrosoftのタブレット「Surface RT」を獲得できるようになった。

 Bing Rewards(日本では提供されていない)は、Bingを使うだけでポイントがたまり、Xbox LiveやStarbucksなどのポイントとして使えるシステム。教育機関はこのポイントをSurface RTと交換できる。米国のユーザーは自分のBing Rewardsのポイントを任意の教育機関に“寄付”することで、その教育機関がSurface RTを獲得するのをサポートできる。3万ポイントでTouch Cover付きのSurface RTを1台獲得できる。

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