Microsoftが昨年10月にスタートしたオンラインラジオ+有料ストリーミング+ダウンロードの総合音楽サービス「Xbox Music」(日本ではまだ提供していない)のiOSおよびAndroidアプリが登場した。また、Windows 8以降搭載のPCでは、無料のWeb音楽サービスも利用できる。
米Microsoftは9月6日(現地時間)、昨年10月に発表したクラウド音楽サービス「Xbox Music」をAndroidおよびiOS端末からも利用できるようにしたと発表した。両プラットフォーム向けアプリが同日、それぞれのアプリストアで公開された(日本は非対応)。
Xbox Musicは、Pandoraのような無料のストリーミングラジオ、Spotifyのような有料のサブスクリプションサービス(Xbox Music Pass)、米AppleのiTunes Storeのような楽曲購入サービスを統合する“オールインワンの”音楽サービス。現在米国や欧州などの22カ国で提供している。これまでXbox 360、Windows 8(RT)搭載PCおよびタブレット、Windows Phone端末から利用できた。これに、AndroidとiOS端末が加わる。
新モバイルアプリでは、月額9.99ドル(年額99.99ドル)のXbox Music Passの機能を利用できる。有料で楽曲をダウンロードしてオフラインで再生できる機能はまだなく、数カ月後のアップデートで対応する見込み。
また、Windows 8以上のOS搭載PCのWebブラウザから利用できるストリーミングサービス「Xbox Music Web」も公開された。半年間は制限時間付きの無料サービスで、その後有料になる。
10月18日公開予定の「Windows 8.1」では、Webページ上にお気に入りのアーティストのプレイリストを作れる「Web Playlist」機能が利用できるようになる。
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