Microsoftが、Windows 7版Internet Explorer 11の一般向けプレビューを公開した。IE 10より約9%高速化し、タッチ操作に対応する。
米Microsoftは9月18日(現地時間)、次期Webブラウザ「Internet Explorer(IE) 11」のWindows 7向けプレビュー版を公開したと発表した。特設ページからダウンロードできる。
IE 11は、10月18日リリース予定の「Windows 8.1」に搭載されるWebブラウザ。Windows 7版は、Windows 8.1版のすべての機能をサポートするわけではないが、Windows 8.1版と同様のページ読み込み速度、HTML5ベースの次世代Webサイトのサポートを実現するという。なお、当初サポートするとしていたMicrosoftアカウントによる複数端末でのブラウザの状態同期機能は、少なくともこのプレビュー版ではサポートされない。
正式版のリリースは、“今秋中”となっている。
JavaScriptエンジン「Chakra」の採用で、WebKit SunSpiderのベンチマークでは、Windows 7版のIE 11のパフォーマンスはIE 10より9%向上している。
Microsoftは、IE 11の新機能やパフォーマンスを体験するためのサイト集を用意している。例えばタッチ機能を使ってエベレストをバーチャルに体験できるページや、HTML 5でリメークしたAtariゲームのアーケードページなどがある。
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