昨年末に460万人分のユーザー名と電話番号が流出したことを受け、Snapchatが「Find Friends」機能のAPIの脆弱性を修正し、同機能をオプトアウトするためのアップデートを実施した。
米Snapchatは1月9日(現地時間)、開封後数秒で消える動画メッセージングアプリSnapchatの「Find Friends」機能をオプトアウトできるようにするアップデートを公開したと発表した。
また、新バージョンでは、新規ユーザーがFind Friends機能を利用する際に電話番号の確認が必要になる。
Find Friends機能は、Snapchatをインストールした端末の連絡先の電話番号からSnapchatを使っている友達を探す機能。昨年、複数のセキュリティ研究者がこの機能のAPIの脆弱性をSnapchatに指摘したが改善されなかったため、実際に攻撃して460万人分のユーザー名と電話番号を公開した。
Snapchatはこれを受け、1月2日にAPIの脆弱性に対処するアップデートを行うと予告したが、その時点では謝罪の言葉はなかった。
同社は9日の公式ブログで初めて、「われわれはこの問題が引き起こしたであろうあらゆる問題について謝罪し、ユーザーの皆さんの忍耐と支援に感謝する」という謝罪の言葉を述べた。
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