国内ストレージソフト市場は年率4.5%成長 IDC予測

2012年〜2017年の国内ストレージソフト市場の年間平均成長率は4.5%、2017年の市場規模を857億9400万円とIDC Japanが予測。

» 2014年02月25日 20時01分 公開
[ITmedia]

 IT調査会社のIDC Japanは2月25日、「国内ストレージソフトウェア市場 2013年上半期の分析と2013年〜2017年の予測」を発表した。2012年〜2017年の同市場の年間平均成長率は4.5%で、2017年の市場規模を857億9400万円と予測している。

 2013年上半期の国内ストレージソフトウェアの売り上げは382億1100万円で、前年同期比18.5%増のプラスとなった。また、同市場の2013年の売り上げ額は751億3200万円、2012年〜2017年の年間平均成長率は4.5%、2017年の市場規模を857億9400万円と予測している。

photo 国内ストレージソフトウェア市場 売上実績および予測、2009年〜2017年(出典:IDC Japan)

 同社は国内ストレージソフト市場の成長要因として、ハイエンドストレージの売り上げの好調ぶりを挙げる。ハイエンドストレージの売り上げが近年の減少傾向から一転し、前年同期比1ケタ台後半の成長を遂げていることが、ストレージソフト市場をけん引しているという。同社はこのほか、仮想化によるサービス統合の規模拡大やミッションクリティカルなシステムの仮想化環境への移行などが進んでいることを成長要因として挙げている。

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