Amazonは増収増益 AWSが好調

Amazonの1〜3月期は2桁台の増収増益。Amazon Web Servicesの部門の売上高が56%増と好調だ。

» 2014年04月25日 10時23分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Amazon.comが4月24日(現地時間)に発表した第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比23%増の197億4000万ドル、純利益は32%増の1億800万ドル(1株当たり23セント)だった。売上高はアナリスト予測(194億3000万ドル)を上回り、純利益は予測と一致した。

 総営業コストは23%増の196億ドル。従業員数は36%増の12万4600人だった。Amazonは同四半期にAmazon Primeの会費を初めて値上げした

 事業別の売上高は、書籍や映画などのコンテンツを扱うメディア部門が8%増の54億6700万ドル、電化製品および雑貨部門(Kindle端末を含む)が27%増の130億1700万ドルだった。

 Amazon Web Services(AWS)を含むその他の部門は56%増の12億5700万ドルだった。

 今後の見通しについては、2014年第1四半期の売上高を前年同期比15〜26%増の181億〜198億ドル、営業損益を、マイナス4億5500万〜マイナス5500万ドルと予測した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ