Google、「災害情報」に関連ツイートを追加

Google災害情報は、気象庁など公的機関の警報や注意報を通知するサービスだが、関連情報としてTwitterに投稿されたツイートを表示するようになる。まずは米国でスタートした。

» 2014年06月06日 10時49分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは6月5日(現地時間)、地震や津波に関する警報や注意報を表示する「Google Public Alerts(日本ではGoogle災害情報)」に、米Twitterに投稿された公開ツイートの情報を追加すると発表した。まずは米国で開始し、提供地域を段階的に拡大していく計画。また、将来的にはTwitter以外のSNSの情報の追加も検討しているという。

 Google災害情報はこれまで、公的機関(日本では気象庁)が公開した情報と、それに関連するニュースを提供してきたが、これにツイートを加えることで、ユーザーに災害地域のリアルタイムの状況を提供できるようになるとしている。

 膨大な関連ツイートから有用な情報を見極めるのは難しいことだが、まずはスタートすることが大事だと、Googleは説明している。

 例えば被災地の画像や「休校になった」といった公的機関が提供しない情報をツイートで確認できる。

 関連ツイートは、モバイル端末では災害情報の「推奨される対応」などの下に表示される。

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