Googleリアルタイム検索が一時停止しているのは「Twitterとの契約が切れたため」──検索エンジン専門メディア「search engine land」は7月4日(現地時間)、Googleが同メディアに説明した内容として報じた。
説明によると、Googleは2009年10月にTwitterからツイートの提供を受けて検索結果に反映する契約を結んだが、7月2日に切れたという。Googleリアルタイム検索の公式Twitterアカウントは、この記事を参照するようツイートしている。
またTwitterも同メディアに対し、Googleとの契約が切れたことを明らかにした。同様の契約は、大手企業では米Microsoftと米Yahoo!、Yahoo!JAPAN、NTTドコモと結んでいる。
Googleは、通常のクローラーがカバーできる範囲のツイートは今後も検索対象に含まれるし、ツイートの提供を受けなくてもソーシャル検索は継続するという。
契約期間があらかじめ決まっていたものなのか、更新しなかったのはなぜなのか、あるいはどちらかが破棄したのか、詳細は不明だ。同メディアは、Facebookに続きTwitterもGoogleの検索対象から外れたことで、Googleのソーシャルサービス「Google+」の重要性が高まっただろうとみている。
リアルタイム検索はYahoo!JAPANも公開しているが、検索可能なのが過去24時間に限られるのがネックという声は多い。同メディアは、ツイートのアーカイブとして使えるサイトとしてTopsyを挙げている。
Googleリアルタイム検索が消えている
「Google+」日本語版をチラ見する 特徴的な「サークル」、話題共有が容易な「Sparks」
Twitter、ツイートのリアルタイムデータ「Firehose」の提供先を拡大
検索結果ページからRTも──Yahoo!のリアルタイム検索Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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