QualcommやMicrosoft、シャープなど50社以上が参加するAllSeen Allianceとは別に、新たなIoT業界団体をSamsungやIntelなど8社が立ち上げた。
米Intelや韓国Samsung Electronicsなど6社は7月8日(現地時間)、IoT(モノのインターネット)の接続標準化を目指すコンソーシアム「Open Interconnect Consortium(OIC)」の立ち上げを発表した。
立ち上げに参加するのは上記2社の他、米Dell、米Atmel、米Broadcom、米Wind Riverの4社。
IoT関連団体としては、昨年12月にLinux Foundationが発表した「AllSeen Alliance」がある。こちらには、米Qualcomm、韓国LG Electronics、米Microsoft、シャープ、パナソニック、米Cisco Systemsなど50社以上が参加している。
OICは2010年には10億台を超えるとみられるIoT端末の相互互換性を確保するために、規格や認証プログラムを策定する計画。まずはスマートホーム製品をターゲットに最初のオープンソースコードを開発するという。
WWDCで独自のスマートホームサービス「HomeKit」を発表した米Appleと、スマートホームメーカーのNestを買収した米Googleは、いずれのコンソーシアムにも参加していない。
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